島のばあちゃん@その2、と、痛風発作

世の中はゴールデンウイークまっただ中ですが、いかがお過ごしでしょうか。

岩渕は例によって家でぐだぐだしております、ヒッキーですから。

本日の島のばあちゃんです。記事とはなんの関係もないのでありますが。

で、ある朝起きたら、足の指が痛い。見ると左足の親指の中程の関節が赤く腫れているではありませんか。

これはもしや、痛風発作というものでは。

え、いや、もちろん、私、岩渕は医者であります。正真正銘れっきとした内科医です。痛風の患者さんも何人も診ております。

でも、典型的な発作部位とは微妙に場所が違うし、なんだかそんなに痛くない、いや、痛いんですけど、風が吹いても痛いから痛風というんでしょ、とうちのスタッフもいってますが、それほどではない、

岩渕、尿管結石を5回ほどやってますが、あれはほんとに痛いんですけど、今回はそれほどではないんですね、まあ、軽くすんでるのでしょうが。

昔、東京の病院に勤務していたとき、職員検診の採血日に、ばっくれて外科部長と二人で秘密の隠れ場所で和んでいたんですね。そしたら、

ピンポーン♪、外科の○○部長、内科の○○先生、採血室においでください♡。

全館放送かけるか、そこまでするか、

職員検診担当の内科部長の執念には勝てず、二人とも観念してすごすごと出頭したのであります。

で、結果ですが、外科部長はいろいろ見つかって、内科部長にこってり絞られてましたな。

岩渕はといいますと、なんと尿酸値が高いではありませんか。酒もほとんど呑まないし毎日患者さんと同じ職員職を昼夜食べてるのに(泣)。

患者さんの尿酸値が8.5を超えると薬を出したくなるんですけど、8.6とこれまた微妙な…。

で、当然再検します、と、ちょっと下がってるではありませんか。で、もう一回再検します。と、7.4、と、うん、これで打ち止めです、もちろん。もう検査しません。

で、今に至るのであります。まあ、いわゆる一つの、ばちがあたった、というやつですか。うう。

痛風発作の場合、なるべく早期に抗炎症作用のある痛み止めを1日だけ大量投与する、NSAIDパルス療法というのが有効なのですが、まあ、あんまり痛くないし、いや、痛いんですけど、まあ、ほっといたらこれがけっこう痛くなってきまして、今日で3日目なんですけど。うう。痛み止めのみましたよ、さっき、手遅れですけど、ええ。

しょうがない、発作が治まったら、観念して、採血して、尿酸値が高かったら薬飲みます、はい。あ~あ。

島のばあちゃん@その1

今日はぽかぽかと暖かく、今年初めて診療所のエアコンのスイッチを入れずに過ごしました。

今までも日差しが暖かい日はあったのですが、空気が冷たく、冷水塊が来ているので空気が冷たいんだよ、と言う人がいました。

さて、車で島中を走っていて、島のばあちゃん達、みんな元気だなあ、と常々感じていました。

真夏の炎天下で、まあ、頬被りとか重装備はしていますが、道ばたにうずくまって草むしりなどをしているばあちゃんを見かけて、熱中症になるよ、体に悪いよ、と思うのですが、帰りにまた見かけたりして、行くときに見たA地点から確実にB地点まで進んでいてA地点からB地点の間が見事に雑草がなくなっていて、う~む、ばあちゃんやるなあ、と。

ばあちゃんがいる家は家の中も外もぴかぴかで、男性が一人で寝たきりのお母さんを看ている家でもそういうぴかぴかの家はありますけど。みんなすごいなあ。

じいちゃんはだいたいどっしりと座っているだけで、まあそれなりに存在感はありますが、島の女達に言わせると、島は女で持っている、と自負しているみたいですぞ。

で、新企画であります。島のばあちゃんシリーズ、始めてみます。

ばあちゃん達はみんなすごく笑い顔がいいんですが、カメラを構えるとうまくいかないんですなあ、すまし顔になっちゃったりして。

で、町立病院のイノシシ川崎君に盗み撮り意識させない撮り方を教わりました、が、あんまり上手くいかないなあ、やはりイノシシ川崎君と違って嘘がつけない性格要領が悪いなあ。

このばあちゃんには自家製の大きくて甘いキャベツをもらったことがあります。

以前から、ばあちゃん、キャベツに似てない?、とかスタッフに話していた岩渕は、うわ、キャベツばあちゃんにキャベツもらっちゃった、とツボに入ってしまって、スタッフにさんざん怒られてしまいました。

でも、立ってるとどう見たってキャベツに見えるんだもん。昔、ちろりん村とクルミの木、という人形劇をNHKでやっていて、ひょっこりひょうたん島より前ですが、なんか思い出してしまって。

ばあちゃん、ごめんなさい。

ディープ八丈

八丈島には、あらかじめその先に家がある、あるいは車は通れる、とわかっていないと絶対車で入っていきたくない道がけっこうたくさんあります。

たとえば、ここ。左側の写真です。

いや、この道ならもうちょっと大丈夫かな、と思いますが、もうちょっと行くと、こう(右の写真)なります。

写真だとはっきりしないなあ。

写真をダブルクリックしていただくと大きくなりますが、やっぱり実感はわかないと思うけど、道の右側はこけむした大きな石、火山岩かなあ、を積んだ石垣で、道は小型の車の幅ぎりぎりぐらいで、右側の石がはみ出してる部分もあるし。左はブロック塀だし。

ブロック塀しないと多分、車が右の大石垣をよけて大きく家の地所に入るだろうし、だから作ったんだろうけど。

この先に往診先があって、いつも、車を石でこすらないか、ひやひやしながら通ってます。

でも、さらに奥に行こうとする車もあったし、奥にはもっと家があるんだろうな、と。

中之郷には、ここを通るのかよ、という道がもっとあって、でもその道を通り越すと立派な舗装道路や大きなきれいな家や畑や、水田までもあって、う~む、八丈島も奥が深いなあ、と。コメはもう作ってないと聞いてましたが作ってましたね。

以前、往診先がわからなくてぐるぐる回って、郵便配達のお兄さん(おじさん?)に先導していただいた事を書きましたが、新しい往診先に行くときはいつもおもしろいいろいろ起きます。

その1. こっちへおじゃれ

えーと、やっぱりわからないから電話してみようよ。 あ、今○○の前なんですけど。

あ、じゃあ、こっちへおじゃれ。 いや、こっちってどっちですか。

その2. 大きく曲がって

うわあ、肺炎起こしてるなあ、入院だなあ、病院に連絡してから救急車呼ぶからね。

えーと、じゃあ、救急隊に住所や道順を教えてください。

大通りを○○の前を曲がって、えーと、大きく曲がって…、

いや、それじゃわからないと思うけど、って、わかるんかい!!、救急隊すげえ。

隣りの木@その2

なんだか梅雨みたい、とスタッフが言うとおり、八丈島らしくなくしとしとと雨が降ってます。

いや、5/11にとった写真なんですけど。

毎度おなじみ、と言っても去年の3/16にアップしたクリニックの裏手の 隣りの木 ですが。

鱗みたいだったところから新しい葉っぱが出ているところです。新しい葉っぱのくせに茶色い。これから葉緑素が増えて緑になるのかな。

コメントでタブの木ではないかと教えていただきました。

塀にはツタみたいな植物が絡まっていますが、そこから黄色い細長いものがたれています。小さめの緑色のも垂れ下がってますので緑から黄色になっていったのかと。

しとしとじめじめして、自宅でフル稼働している除湿器2台とも12時間くらいでタンクの水がいっぱいになります。が、植物は生き生きしてますな。

という風に書こうと思っていて、しかし、5/12になると雨風が強くなって、夕方からはビュウビュウ風が。

台風のなれの果ての熱帯低気圧のくせにけっこう激しいじゃないか。

なめんなよ、ですか。いや、なめてたわけじゃないけど。いや、なんだ熱低か、とちょっとなめてたけど。

すでに西日本では土砂災害が発生しているようで、地震で地盤がゆるんだ被災地はどうなるんだろう。

液状化で川の堤防が水面から1mくらいにまで沈んでしまった地域もあるとニュースでやってたし。

そのうち梅雨が来るし、少しずつ少しずつ復旧しているようですが、まだまだ大変だなあ。

黄砂

今日はほとんど雲のない、年に何回もなさそうないい日でした。といいたいところでしたが、黄砂で山がぼんやりしてます。

夕方5時に撮った写真なので、上の写真は逆光で全体に暗く、ゴリラ岩(誰がなんといおうとゴリラ岩)の写真は反対を向いて撮ったもので、どちらもクリニックの入り口からの写真です。

昼間、往診途中で海が見えるところを走っていたとき、水平線が見えないのに唖然としました。ぼーっと霞んでしまって見えません。

ニュースでは東京では視界が5kmとか言ってましたが。

明日も黄砂だそうで、たまりませんなあ。八丈島は4日5日は雨だそうで、それで洗われてしまうでしょうが。

マスクしなくていいのだろうか。マスク嫌いなんだけど。

世界4大文明というのを50年くらい前でしょうか、学校で習ったときに、なんで今はほとんど人が住んでないようなそんな荒れ地に文明なんか起きたんだ?、と疑問を持ったことがあります。

そしたら、何年か前にテレビで中国の研究者が大昔は黄河流域は大森林地帯だったと言っていて、すごく納得しました。

別の番組で、インダス川流域も大昔は森林地帯で、黄河流域もインダス川流域も結局は人間の営みが原因で砂漠化してしまったそうで。

これはうろ覚えですが、チグリス・ユーフラテス川流域も、現在の塩害は人間の営みの結果である、と言うドキュメンタリー番組を見たような気がします。

モアイ像で有名なイースター島も、人間の営みの結果、木を使い切ってしまった、らしいですし。

昔も今も、人間は結局自分の首を絞めてしまうんだなあ、と。

黄砂や原発事故を見ながら思ってしまいました。